[概況]
25日の東京外国為替市場は、円売りが優勢だった。本邦の7月消費者物価指数の伸びが依然として低水準を推移していることが円売りを先行させた背景のようだ。
米ドル円は発表後に109.70円台まで上昇。
本日はジャクソンホールでイエレンFRB議長の講演が控えていることもあり、欧州時間に入ると買い控えが目立っている。
本日のイエレン議長の講演について重要となる項目の一つは、現在FRBが注視するインフレ動向についての言及だろう。
市場では踏み込んだ発言はないとの見方が大勢だが、予想外のサプライズも考えられるため注意したいところだ。
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