値下がり優勢、運用リスクを避ける動き

 
東証グロース市場は米利下げ開始時期の先送り観測を背景に、2日の米株式市場で主要3指数がそろって下落した流れを引き継ぎ、日経平均株価が軟調に推移するなか、新興株市場でも運用リスクを避ける動きが優勢だった。
グロースCore、グロース250は下押し。東証グロース市場250指数の前引けは前日比11.71ポイント(1.64%)安の702.12だった。
 
グロース市場ではフリーやQPS研究所、インテグラルが下落した。一方、トライアルやACSLなどが上昇した。
 
値上がり銘柄数144、値下がり銘柄数375と、値下がりが優勢だった。
 
 個別ではファンデリー、NANO MRNAがストップ高。GA technologies、メディカルネット、モンスターラボホールディングス、TORICOなど6銘柄は年初来高値を更新。ACSL、トリプルアイズ、バリュークリエーション、アイビス、Ridge-iが買われた。
 
 一方、Lib Work、ITbookホールディングス、イオレ、ユナイテッド、ジェイフロンティアなど65銘柄が年初来安値を更新。yutori、キャスター、テクノロジーズ、Laboro.AI、ブルーイノベーションが売られた。
 

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