値下がり優勢、相対的な割高感が意識され

 
東証グロース市場は、日経平均株価の急伸に歩調をあわせて高く始まったが、米長期金利の高止まりが続くとの見方などから高PER(株価収益率)の多い新興株の相対的な割高感が意識され、次第に売りが優勢になった。
グロースCoreは反発。グロース250は4日続落だった。
東証グロース市場250指数の終値は前日比4.03ポイント(0.58%)安の696.22だった。節目の700を下回るのは終値ベースで1月19日以来となる。
 
グロース市場ではQPS研究所やナノMRNAが下落した。一方、ACSLやモンラボは上昇した。
値上がり銘柄数217、値下がり銘柄数298と、値下がりが優勢だった。
 
個別ではTORICO、キャスターがストップ高。モンスターラボホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。ファンデリー、LeTech、ヘリオスは年初来高値を更新。かっこ、データセクション、ペルセウスプロテオミクス、タカヨシホールディングス、ドリコムが買われた。
 
 一方、ファンデリーがストップ安。ユナイテッド、ジェイフロンティア、クリアル、夢展望、ペイクラウドホールディングスなど38銘柄は年初来安値を更新。Laboro.AI、ELEMENTS、NANO MRNA、海帆、QPS研究所が売られた。
 
 
 

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