【寄り付き概況】
5日の日経平均株価は反落で始まった。始値は前日比535円75銭安の3万9237円39銭。
前日の米株式市場は、NYダウは前日比530ドル安と大幅に4日続落。利下げ期待が後退したほか、原油価格の上昇などが警戒された。米国株が下落した流れを受け、東京株式市場も値を下げて始まった。また、為替は1ドル=151円30銭前後と前日夕方に比べやや円高で推移している。
米連邦準備理事会(FRB)高官が年内の利下げに慎重な見方を示したことや、原油高でインフレ懸念が意識されたことが響いた。米エヌビディアなど半導体関連の下げが目立ち、東京株式市場でも半導体など値がさ株への売りを促している。
東証株価指数(TOPIX)は反落している。
個別では、日経平均への寄与度が高い東エレクやファストリ、アドテスト、ソフトバンクグループ(SBG)が売られている。トヨタも安い。一方、キッコマンや協和キリンは高い。ディスコは底堅さが目立っている。
