反発スタート、米株高が支え

【寄り付き概況】
 

8日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前週末比399円90銭高の3万9391円98銭。
 
前週末の日経平均は800円近い下げに見舞われたが、その反動もあって主力株をはじめ幅広い銘柄が買い戻される展開となっている。
 
前週末の米国株市場では、3月の米雇用統計発表後に出尽くし感からのショートカバーを誘発、NYダウが5日ぶりに反発し、ナスダック総合株価指数も上昇した。これを受けて東京市場でも投資家のセンチメントが改善している。今週10日に3月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、上げ一巡後は伸び悩む可能性もあるが、4月新年度入りから日経平均は5営業日で1400円近い下落を示していることもあり、きょうはリバウンド狙いの買いが終始優勢となりそうだ。
 
外国為替市場の円相場は1ドル=151円台後半と、前週末の夕方に比べて円安・ドル高が進行していることも輸出関連株の支えとなっている。
 
東証株価指数(TOPIX)は反発している。
 
個別では、古河電やコニカミノル、リクルートが上昇している。一方、ZOZOやシャープ、TOPPANが下落している。

 

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