【寄り付き概況】
28日の日経平均株価は前週末比49円62銭高の1万9502円23銭で寄り付いた。注目された米カンザスシティー連銀主催の年次経済シンポジウム(ジャクソンホール会合、24-26日)が無風通過となり、買いが先行した。
東証株価指数(TOPIX)は、3.71ポイント高の1600.70で始まった。
地政学リスクや米トランプ政権の政策運営面に対する不透明感などが引き続き意識されるものの、前週まで模様眺めムードで積極的な買いが入らなかった分、きょうは買いが先行するかたちとなっている。
寄り付き時点で業種別では33業種ほぼ全面高で値上がり上位にその他金融、水産、繊維、電力ガス、その他製品など。
個別では、ソフトバンクG、ファーストリテの値がさ株が上伸、任天堂は値を上げている。イオン、ビックカメラ、松竹、高島屋、キーエンスが、ペプチドリなどが買われている
半面、三菱UFJ、三井住友は軟調。サイゼリヤ、日産自、SUBARUはさえない。NTTドコモが、野村、ヤフーが安い。
225先物は三菱・野村・クレディ・JP・日興・HSBCが買い越し。
大和・楽天・ソジェン・松井・UBS・モルスタ・アムロが売り越し。
TOPIX先物はみずほ・UBS・JP・クレディ・野村・アムロが買い越し。
メリル・モルスタ・ソジェン・シティ・ドイツ・大和が売り越し。
外資系等は、HIS(9603)、触媒(4114)、日立(6501)、東セン(8439)、CKD(6407)、富士電機(6504)、SHOEI(7839)、ディスコ(6146)、シノケン(8909)、アドウェイズ(2489)、ユーザーベ(3966)、グリー(3682)、NTT(9432)、大成建(1801)に注目。
テクニカル的には、東芝プラ(1983)、デジア(2326)、セーレン(3569)、ヒトコム(3654)、三菱ガス(4182)、日オラクル(4716)、荒川化学(4968)、アサヒ(5857)、ウィル(6089)、オカタアイヨン(6294)、オムロン(6645)、メガチップス(6875)、スタンレー(6923)、日セラ(6929)、ニチコン(6996)、サノヤス(7022)、プレス工(7246)、TSテック(7313)、ハイディ日高(7611)、ウッドワン(7898)、ニチモウ(8091)、極東貿易(8093)、リョーサン(8140)、加賀電子(8154)、北国銀(8363)、丹青社(9743)が動兆。
