【寄り付き概況】
31日の日経平均株価は前日比84円78銭高の1万9591円32銭で寄り付いた。
前日の米国株市場では北朝鮮を巡る地政学リスクに対する過度な警戒感が後退、発表された複数の米経済指標が市場コンセンサスを上回ったことを受け、NYダウなど主要指標が上昇したことで東京市場でもリスクを取る動きが優勢となった。
外国為替市場でも1ドル=110円台前半の推移と円安に振れており、主力株中心に追い風となっている。前日は売買代金も2兆円を超えるなど投資家心理は改善傾向にあり、朝方の買いが一巡した後の動きが注目される。
寄り付き時点で業種別では33業種中、26業種前後が高く値上がり上位に銀行、鉄鋼、海運、電気機器、保険など。
個別では、ソニー、日立の電機株やトヨタ、ファナック、コマツが買われ、富士フイルムは大幅続伸。東エレク、村田製は値を上げ、伊藤忠、JFE、三菱UFJ、東京海上が高く、ソフトバンクG、ファーストリテ、任天堂、JR東海も上昇している。
半面、アステラス薬、日水は軟調。住友鉱がさえず、石油資源は反落。SUMCO、オリンパスは売られている。
UUUM <3990> は26.5億円とトップの買い注文(売りは9.1億円)を集めて特別買い気配を切り上げている。
225先物は野村・モルスタ・JP・SBI・三菱・HSBC・ドイツが買い越し。
アムロ・ナティクス・ソジェン・UBS・楽天・大和が売り越し。
TOPIX先物はみずほ・GS・SBI・HSBCが買い越し。
シティ・メリル・モルスタが売り越し。
外資系等は、サントリー(2587)、JT(2914)、グリーンズ(6547)、CKD(6407)、ダイヘン(6622)、リンテック(7966)、ソニー(6758)、JFE(5411)、鉄(5401)、ブラザー(6448)、ダイトロン(7609)、ダイフク(6383)、ソフトバンク(9984)、忠(8001)、物産(8031)、住商(8053)、
商事(8058)、テルモ(4543)、シスメックス(6869)、日ライフ(7575)、朝日イン(7747)に注目。
テクニカル的には、東鉄工(1835)、北野建(1866)、中電工(1941)、日工営(1954)、日清粉(2002)、塩水糖(2112)、LIFULL(2120)、タケエイ(2151)、Sフーズ(2292)、スタジオアリ(2305)、アリアケ(2815)、クラボウ(3106)、マクニカ富士(3132)、TOKAI(3167)、三交(3232)、ムゲンエス(3299)、コスモス薬(3349)、旭化成(3407)、ダイニック(3551)、クラウディア(3607)、メディアドゥ(3678)、昭和電工(4004)、日医工(4541)、ダスキン(4665)、CTC(4739)、デクセリアルス(4980)、富士興(5009)、日コン(5269)、フジキカイ(6134)、日立(6501)、東芝テック(6588)、シスメックス(6869)、壱番屋(7630)、レック(7874)、ピジョン(7956)、正栄食(8079)、稲畑産(8098)、宮銀(8393)、ジャフコ(8595)、FJネク(8935)、富士急(9010)、山陽電(9052)、セイノー(9076)、商船三井(9104)、川崎船(9107)、洋埠頭(9351)、上組(9364)、NTT(9432)、Jパワー(9513)、広島ガス(9535)、ニチイ学館(9792)、ミロク(9928)、因幡電産(9934)、バイテック(9957)、サンドラッグ(9989)が動兆。
