【寄り付き概況】
4日の日経平均株価は続伸で始まった。始値は前週末比290円94銭高の4万0201円76銭と、取引時間中として初めて4万円台に乗せ、1日に付けた過去最高値(3万9910円)を上回った。
リスクオンの地合いが続いている。日経平均は寄り付き段階で初の4万円大台に乗せた。前週末の欧州株市場が全面高様相となったほか、米国株市場では、米10年債利回りの低下を受けて半導体関連や人工知能(AI)関連などハイテクセクターに投資資金が流入し、NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに上値を追う形となった。最高値を更新したナスダック指数は上昇率がダウと比べ大きくなり、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は4%を超える急伸を演じた。
これを引き継いで東京株式市場でもハイテク株を中心に広範囲に買いが広がっている。
アドテストや東エレクなど半導体関連株に買いが先行している。
東証株価指数(TOPIX)は続伸している。
個別では、キーエンスが昨年来高値を更新した。ソフトバンクグループ(SBG)が高い。オリンパスの上昇も目立つ。一方、ディーエヌエが売られている。あおぞら銀が安い。川崎汽の下げも目立っている。
