東証グロース市場は時価総額の大きい銘柄を中心に買いが先行したが、利益確定売りも出て上値が重かった。市場関係者は「個人の投資資金が流入しているが、短期売買が多く持続性がない」、「特定の銘柄に買いが集まっている」と指摘していた。
グロースCoreは続落。東証グロース市場250指数は3営業日ぶりに反発した。終値は前週末比3.09ポイント(0.40%)高の766.69だった。
値上がり銘柄数221、値下がり銘柄数313と、値下がりが優勢だった。
個別では、テックファームホールディングス、データセクション、シルバーエッグ・テクノロジー、ヘッドウォータース、セカンドサイトアナリティカなど12銘柄がストップ高。ベガコーポレーション、ジェイドグループ、FFRIセキュリティ、rakumo、フレクトなど19銘柄は昨年来高値を更新。Laboro.AI、ブリッジコンサルティンググループ、AVILEN、Fusic、売れるネット広告社が買われた。
一方、勤次郎、サスメド、セーフィー、マーソ、タカヨシなど6銘柄が昨年来安値を更新。コパ・コーポレーション、サイフューズ、W TOKYO、NexTone、AHCグループが売られた。
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