反落スタート、米株安で売り先行

【寄り付き概況】
 

5日の日経平均株価は反落で始まった。始値は前日比227円50銭安の3万9881円73銭。
 
寄り付きはやや売り優勢の展開で、4万円台近辺でもみ合う展開となっている。前日の米国株市場では目先高値警戒感が漂うなか、米長期金利の上昇を受け株式の相対的な割高感が意識され、NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに3日ぶりに反落した。
 
東京株式市場でも足もと方向感のつかみにくい地合いとなっている。日経平均は前週末に740円あまりの急伸をみせ過去最高値を更新し、前日も200円近い上昇で続伸したことで目先高値警戒感も拭えない。
 
ただ、足もとで米利下げ期待の後退から米長期金利が上昇傾向にあることは嫌気されるものの、為替が円安に振れていることや、前日の米株市場でエヌビディア<NVDA>をはじめ半導体関連株が買われていることは追い風材料となりやすいだろう。
ファストリが高く、東エレクとTDKは朝安後に上昇に転じている。
 
東証株価指数(TOPIX)は小幅に下落している。
 
個別では、アドテスト、ダイキン、第一三共、テルモが安い。一方、コマツ、花王、豊田通商、大林組が高い。


 

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