動物的勘

 「動物的勘」
 
老練な市場関係者のコメントは「動物的勘を磨く!?」。

個別も全体も面白いことにチャートが調整したい足になると不思議に下げ材料が出て下がることが多い。
ただし、それで相場が終わりになるというのではありません。
アノマリー的な話なので、マーケット関係者はあまり言いません。
とくにいわゆる頭がいいと言われている理論家ほど言いません。
でも動物的勘を磨くためにも頭に入れておいてください。
学校の勉強ができた人、いわゆる高学歴な人、
自分は頭がいいと勘違いしている人ほど分かりづらい相場かもしれません。
自分の考えより、相場のトレンド、流れに素直についていけば、分かりづらい相場ではないと思うのですが。
 
行きたい方に行くのが相場。
化粧しようと推論しようとこのベクトルには逆らえないもの。
でも、頭で考えるから見えなくなることは多いもの。
会社を見に行って工場がワンワン動いているときに株価は下がらないはず。
営業マンが笑顔で接してくれている会社を見抜くことは難しくはないはず。
簡単な作業を疎かにして、書斎で頭で考えてそうなるほど相場は優しくはないはず。
手や足や五感を使って必死に相場に食らいついていく姿勢が求められるはず。
難しくも易しく優しいというのは矛盾しているが・・・。
リーマンショックのとき、
本来なら他の投資家に転嫁できるはずのリスクをすべて負い、商品丸抱えで破産したリーマン・ブラザーズ。
一体彼らのどこが優秀だったのだろうというのは常に疑問。
「株式市場は平等。得する人と 損する人は平等」そんな言葉が脳裏に甦る。
 
後場は浜松町で大阪の東証1部上場企業とミーティング。
その後五反田で東証1部上場トップミーティング。
16時半からラジオNIKKEI「櫻井英明のシン・投資知識研究所」。
先週のゲストのウィルプラスは9月6日に東証2部上場決定。
今日のゲストはインターネットインフォニティの別宮社長の予定。
夜は銀座のケネディハウスでヒビノ「トーク&ライブ in 銀座」のIRセッション。
70名の予定のところに600名近く応募があったというからスゴイ。

(櫻井)。

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