反発スタート、米株高を好感

【寄り付き概況】
 

8日の日経平均株価は反発で始まった。始値は前日比210円85銭高の3万9809円56銭。
 
前日の米株式市場で、NYダウは130ドル高と続伸。半導体関連株が上昇するなかナスダック指数も値を上げた。これを受けた東京株式市場も日経平均株価は値を上げてスタートした。
アナリストが投資判断や目標株価を引き上げたエヌビディアを含む半導体関連や主要ハイテクが買われた。
前日に軟調だった東エレクやアドテストなど半導体装置を中心に見直し買いが入っている。日経平均の上げ幅は一時200円を超えた。
 
ただ、上昇の勢いは乏しい。外国為替市場では足元で1ドル=147円台後半と前日から円高・ドル安基調が続き、輸出関連の重荷となっている。上値では戻り待ちの売りも出ている。
 
日経平均の株価指数先物とオプション3月物の特別清算指数(SQ)算出に絡む現物株売買もあった。QUICK試算のSQ値は3万9863円92銭だった。
 
東証株価指数(TOPIX)は前日終値を挟む展開。
 
個別では、ファストリやソフトバンクグループ(SBG)が高い。一方、ファナックやトヨタが安い。前日に京成が株式売却を発表したOLCも下げている。

 

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