東証グロース市場は、11日に日経平均株価が900円を超えて下落するなかで投資家心理が弱気に傾き、新興銘柄にも売りが及んだ。8日に米半導体大手のエヌビディア株が下落したことで人工知能(AI)関連の売りも目立った。
東証グロース市場250指数は続落した。前引けは前週末比19.00ポイント(2.52%)安の735.96だった。
グロース市場ではエッジテクノやヘッドウォが下落した。一方、フリーやジェネパは上昇した。
値上がり銘柄数93、値下がり銘柄数443と、値下がりが優勢だった。
個別では、WASHハウスがストップ高。地域新聞社は一時ストップ高と値を飛ばした。ジェネレーションパス、sMedio、パワーソリューションズ、SBIリーシングサービスなど5銘柄は昨年来高値を更新。ブランディングテクノロジー、ネットスターズ、HYUGA PRIMARY CARE、ファーストアカウンティング、アルファポリスが買われた。
一方、エッジテクノロジー、Kudan、アイリックコーポレーションが一時ストップ安と急落した。サスメド、セーフィー、カオナビ、オープンワーク、くすりの窓口など12銘柄は昨年来安値を更新。ABEJA、メディア総研、ライトワークス、AVILEN、イトクロが売られた。
