東証グロース市場は前日の米ハイテク株安を背景に日経平均株価が下落するなかで、新興株市場にも投資家心理の悪化を映した売りが波及した。日銀が18〜19日に開く金融政策決定会合でマイナス金利を解除するとの観測も重荷となった。
グロースCoreは続落。
東証グロース市場250指数も続落した。前引けは前日比7.73ポイント(1.05%)安の731.38だった。グロース市場ではアイスペースやKudan、ラボロAIが下落した。一方、QPS研究所やGENDA、カイゼンは上昇した。値上がり銘柄数175、値下がり銘柄数342と、値下がりが優勢だった。
個別ではアーキテクツ・スタジオ・ジャパンがストップ高。POPERは一時ストップ高と値を飛ばした。monoAI technology、アライドアーキテクツ、GLOE、Kaizen Platform、GA technologiesが買われた。
一方、地域新聞社、テクノロジーズがストップ安。セーフィー、カオナビ、リボミック、ブルーイノベーション、日本ホスピスホールディングスなど6銘柄は昨年来安値を更新。モイ、Kudan、売れるネット広告社、TWOSTONE&Sons、坪田ラボが売られた。
目次
