値下がり優勢、新興市場はさえない展開

 
 
東証グロース市場は27日の配当権利付き最終売買日が近づき、新しい少額投資非課税制度(NISA)の開始で参入した個人投資家が高配当銘柄や知名度の高い大型株に買いを入れるなか、新興市場はさえない展開となった。
グロース250とグロースCoreは反落。
東証グロース市場250指数の前引けは前日比5.39ポイント(0.71%)安の750.41だった。
グロース市場ではQPS研究所やヴレインSが下落した。一方、トライアルやSTGは上昇した。
値上がり銘柄数178、値下がり銘柄数331と、値下がりが優勢だった。
 
きょう東証グロース市場に上場したジンジブは買い注文が膨らみ、午前は取引が成立しなかった。前引け時点の気配値は2982円と、公開価格(1750円)を70.40%上回った。
 
個別では、メディアシーク、ACSL、INFORICHがストップ高。STGは一時ストップ高と値を飛ばした。ジェイドグループ、フレクト、gooddaysホールディングス、QPS研究所、yutoriなど9銘柄は昨年来高値を更新。TWOSTONE&Sons、WASHハウス、アジアクエスト、博展、デコルテ・ホールディングスが買われた。
 
一方、ハイブリッドテクノロジーズ、STGが昨年来安値を更新。アルファクス・フード・システム、Kudan、ELEMENTS、ブティックス、売れるネット広告社が売られた。
 

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