リバウンドが意識されやすいところ

欧米の景況感に明るさがみられるなか、調整が長期化している日本株に対しても、リバウンドが意識されやすいところだ。
先週の日経平均は週半ば以降、リバウンド基調が強まり、これまでのボトム圏でのもち合いレンジ(19300-19550円)を突破してきている。25日線や26週線といった抵抗線も捉えてきており、短期的な戻りとしては達成感が意識されるが、欧米の景況感に明るさがみられるなか、上値抵抗であるレンジ(19900-20100円)下限レベルを試す可能性がある。
 
日経平均株価    19691.47円 +45.23
 
レジスタンス
   19883.92円   一目均衡表の雲下限
   19880.35円    75日線
   19740.45円    週足一目均衡表転換線
   19728.21円   一目均衡表基準線
   19692.80円    25日線
 
サポート
   19593.34円   26週線
   19531.34円   5日線
   19507.99円    一目均衡表転換線
   19500.00円    心理的節目
   19449.73円   ボリンジャーバンド-1σ
 
25日線を突破して始まり、一時19700円を回復している。
その後は25日線を挟んでの強弱感が対立し、下げに転じる場面もみられたが、下ひげを残す格好での底堅さをみせている。
 
ボリンジャーバンドでは中心値(25日)を挟んでの攻防となり、+1σとのレンジ移行が期待されてきている。一目均衡表では転換線を支持線に変えてきており、基準線を捉えてきている。
遅行スパンは下方シグナルが継続しているが、雲下限辺りを意識したリバウンドが期待されてくる。週足ベースでは終値で26週線を回復しており、4月の調整局面同様、早い段階で26週線を回復してきていることから、目先的にはリバウンドを試す展開に向かいそう。
 

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