[概況]
北朝鮮の6回目の核実験を受けて、週明けの東京外国為替市場はリスク回避の円買い優勢で始まり、更にICBMの発射準備もしているとの報道が流れて、東京市場終盤にドルは当日安値109.370円まで下げた。
しかし其の後は米国がレイバー・デーによる祭日でNY市場が休場という事もあって商いが少ない中、様子見姿勢が優勢となり、為替市場は揉み合いとなった。
これまでも北朝鮮リスクに為替市場は円買い優勢となる場面があったが、北朝鮮リスクは円安を抑える要因ではあるが、米国が軍事行動に移らない限り、円高をこれ以上大きく進ませる要因にはならないのではないか。従ってドルは揉み合い継続を予想している。
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