続伸スタート、米ハイテク株高支え

【寄り付き概況】
 

30日の日経平均株価は続伸で始まった。始値は前日比169円70銭高の3万6196円64銭。
 
前日の欧州株市場は主要国の株価が高安まちまちだったが、米国株市場では強気優勢の地合いとなりNYダウが最高値更新、ナスダック総合株価指数も反発に転じている。今週は日本時間2月1日未明にFOMCの結果発表とパウエルFRB議長の記者会見を控えている。
この結果を見極めたいとの思惑が足もと様子見ムードにつながりやすく、きょうは比較的狭いレンジでのもみ合いとなりそうだ。
 
取引時間中は円高傾向にある外国為替市場の動向に左右される可能性がある。一方、国内企業の決算発表が本格化することで、個別株は好業績銘柄中心に物色される展開が想定されるだろう。
 
米長期金利の低下で外国為替市場では円相場が円高・ドル安方向に振れている。トヨタやホンダなど自動車株に売りが出ているのも、相場の上値を抑えている。
 
東証株価指数(TOPIX)は小幅に上昇している。
 
個別では、ファストリ、ダイキン、任天堂が高い。一方、リクルート、ファナック、キッコマンが安い。

 

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