東証グロース市場は、出遅れ感のある銘柄に対する循環物色が活発だった。東証グロース市場250指数は続伸。商いはやや低調だった。
市場関係者は「過熱感のあるプライム市場の銘柄からグロース市場の株に乗り換える動きが支えとなった」と指摘していた。グロース市場全銘柄のうち65%が値上がりした。
グロース市場では売れるネットやココナラが上昇した。一方、QPS研究所やABEJAは下げた。
値上がり銘柄数368、値下がり銘柄数148と、値上がりが優勢だった。
個別では、sMedio、アイリッジ、ビートレンド、AIAIグループ、ピアズなど7銘柄がストップ高。データセクション、ココナラ、売れるネット広告社、デリバリーコンサルティングは一時ストップ高と値を飛ばした。ニフティライフスタイル、パワーソリューションズ、テクノロジーズ、SBIリーシングサービス、インテグラルなど16銘柄は昨年来高値を更新。ベビーカレンダー、コパ・コーポレーション、エーアイ、Ridge-i、トリドリが買われた。
一方、WACUL、Kudan、Success Holders、ステラファーマ、モイなど6銘柄が昨年来安値を更新。ペルセウスプロテオミクス、免疫生物研究所、ispace、ABEJA、gooddaysホールディングスが売られた。
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