値下がり優勢、米国株安を受け

 
東証グロース市場は、前日の米株式市場で主要3指数がそろって下落し、国内の新興市場にも売りが波及した。
東証グロース市場250指数は反落した。前引けは前日比2.19ポイント(0.31%)安の713.08だった。
日経平均株価と比べると下落率は小さい。市場関係者は「主力株と異なり、これまで新興株には海外投資家を中心とした買いが入りにくかった分、利益確定売りにも押されにくい印象だ」とみていた。
 
東証グロース市場ではGENDAやジーエヌアイが下落した。一方、カバーやフリーは上昇した。
グロースCore、グロース250はともに弱含み。
値上がり銘柄数191、値下がり銘柄数322と、値下がりが優勢だった。
 
 個別では売れるネット広告社がストップ高。エムビーエス、ドリコム、sMedio、インテグラル、GMOメディアなど8銘柄は昨年来高値を更新。ピアズ、バーチャレクス・ホールディングス、AVILEN、デリバリーコンサルティング、ELEMENTSが買われた。
 
 一方、Kudan、カルナバイオサイエンス、ブライトパス・バイオ、デコルテ・ホールディングスが昨年来安値を更新。コパ・コーポレーション、セレンディップ・ホールディングス、アイリッジ、サスメド、JIG-SAWが売られた。
 

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