東証グロース市場は好決算などを手掛かりに新興市場の主力株に関心が向かい、指数を押し上げた。
グロース250は小幅高。グロースCoreは小幅安。
東証グロース市場250指数の前引けは前日比0.38ポイント(0.05%)高の720.86だった。
グロース市場では三菱UFJ(8306、プライム)が約150億円出資すると伝わったウェルスナビや、QPS研究所の上げが目立った。好決算を発表したAIinsも買われた。一方、カバーやエネチェンジは下げた。
値上がり銘柄数133、値下がり銘柄数394と、値下がりが優勢だった。
個別では、アジアクエスト、ZUU、AI inside、unerry、ファーストアカウンティングなど7銘柄がストップ高。FFRIセキュリティ、コアコンセプト・テクノロジー、クオリプス、ドラフト、QPS研究所など6銘柄は一時ストップ高と値を飛ばした。博展、ビートレンド、Institution for a Global Society、シノプス、HENNGEなど14銘柄は昨年来高値を更新。トリドリ、ウェルスナビ、TORICO、GMO TECH、ヤプリが買われた。
一方、アルファクス・フード・システム、クリングルファーマがストップ安。セカンドサイトアナリティカ、オープンワーク、アドベンチャー、ブシロード、ブティックスは一時ストップ安と急落した。トランスジェニック、総医研ホールディングス、サンクゼール、ティーケーピー、テックファームホールディングスなど45銘柄は昨年来安値を更新。アクリート、バーチャレクス・ホールディングス、ブルーイノベーション、ポート、アクシスコンサルティングが売られた。
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