「もろもろ」
日銀のETF買いっていうのはやはり大きな下支え。
即効性はないもののジワジワと聞いてくるのだろう。
9月の買い入れ額は739億円。
8月の733億円から6億円増額した。
今年の累計で買いは3兆9547億円。
目標額は6兆円だからあと2兆円買うのだろう。
ちなみに昨年は4兆3820億円、一昨年は3兆694億円。
2014年が1兆2845億円、2013年が1兆953億円。
当時の6倍を買うのだからやはり大きい。
気になるのはSQ値。
先月は19825円、7月は10151円。
6月のメジャーSQ値は19997円。
昨年3月からSQ値は前回のSQ値を植えまわってきたのが歴史。
明日、1年半の流れが途切れるのは間違いなさそうだ。
連続と不連続が市場の宿命とすればこれも致し方なしだろうか。
北朝鮮の核実験と日経平均の歴史。
結論は4勝2敗。
06年10月10日 日経平均0.25%上昇。
09年5月25日 同1.31%上昇。
13年2月12日 同1.94%上昇。
16年1月6日 同0.99%下落。
16年9月9日 同0.04%上昇。
17年9月3日 同0.86%下落。
その北朝鮮について野村のレポートは軍事衝突の可能性を50%から35%に引き下げた。
今後、米国が軍事活動に出る場合のシグナルというのも予想されている。
(1)韓国にいる米国民への退避勧告。
(2)1994年のような米国への米軍増派。
(3)米国の防衛基準態勢のレベル3への引き上げ。
過去の有事の際の動きはどうだったのだろうか。
電子端末などから拾ってみると・・・。
★第一次世界大戦(1914年7月→18年11月)
NY株は16年11月までに3割上昇。
米国参戦が近づくと16年11月→17年12月まで3割下落。
★暗黒の木曜日(1929年10月24日)
29年9月高値→32年6月まで8割以上下落。
★太平洋戦争(1941年12月→45年8月)
開戦から終戦までに7割上昇。
日本株は例えば石川島が開戦前の700円から45年3月1600円台まで上昇。
★朝鮮戦争(1950年6月→52年1月)
NY株4割、日本株9割上昇。
★キューバ危機(1962年)
NY株は61年12月→62年10月まで2割下落。
その後急反発。
★ニクソンショック(1971年)
NY株の下落は限定的。
★オイルショック(1973年)
74年11月までにNY株は3割、日本株hは2割下落。
★湾岸戦争(1991年)
NY株はじり高。
★9.11(2001年)
NY株は急落したが∨字回復。
225採用銘柄はリクルート(6098〉と日本郵政(6178)が新規採用。
北越紀州(3865)と明電舎(6508)が除外。
9月29日の終値ベースでの資産リバランスが行われる。
大和調べでの指数インパクト試算。
リクルートHDに7480万株(17.98日分)。
日本郵政に2493万株(14.09日分)の買い需要が発生する。
北越紀州に2493万株(31.60日分)。
明電舎に2493万株(15.69日分の売り需要が発生する。
みずほ証券の指数インパクトの試算。
リクルートHDに1566億円(19.36日分)。
日本郵政に307億円(12.82日分)の買い需要が発生。
北越紀州に172億円(23.7日分)。
明電舎に94億円(14.71日分)の売り需要が発生する見通し。
(櫻井)。
