【寄り付き概況】
16日の日経平均株価は大幅続伸で始まった。始値は前日比359円43銭高の3万8517円37銭。
前日の米株式市場は、NYダウは348ドル高と続伸。米ソフトランディング期待が膨らんだ。また、アプライド・マテリアルズ<AMAT>の決算が好調で、同社の株価は時間外取引で急伸している。為替は1ドル=149円90銭前後で推移している。これを受け、日経平均株価は3万8500円台に上昇しスタートした。
東エレク、アドテストがそろって株式分割考慮後の上場来高値を更新して相場をけん引している。15日夕の米株式市場の時間外取引で、半導体製造装置のアプライドマテリアルズ(AMAT)が市場予想を上回る決算を受けて急伸しているのを受けて、半導体関連にきょうも買いが集まっている。
東証株価指数(TOPIX)は上昇し、昨年来高値を上回る場面もみられる。
個別では、ファストリ、ソフトバンクグループ(SBG)、レーザーテク、信越化が高い。一方、ソニーG、荏原、ルネサス、ニコンが安い。
