軟調展開か

 

21日の東京株式は続落後、もみ合いとなりそう。
日経平均株価の予想レンジは、3万8100円-3万8500円を想定。(20日終値3万8363円61銭)
休場明けの米国株は下落。ダウ平均は64ドル安の38563ドルで取引を終えた。決算発表を翌日に控えたエヌビディアが大きく下落。他の半導体株にも警戒売りが広がった。
 
きのう20日の弱い動きや、現地20日の米国株式が続落したことから、売り優勢スタートが予想される。手がかり材料に乏しいなか、株価指数先物への断続的な売買に影響を受ける場面も想定される。
 
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=150円前後(20日は150円35-37銭)と円高に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=162円台の前半(同161円93-97銭)と円安方向にある。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、20日の大阪取引所清算値比215円安の3万8295円だった。
 
 
【好材料銘柄】 
 
■クロスキャット <2307>
発行済み株式数(自社株を除く)の1.4%にあたる24万株(金額で2億9040万円)を上限に、2月21日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
 
■ハブ <3030>
株主優待制度を拡充。新制度では毎年2月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、保有株数に応じて2000~2万5000円分(従来は1000~5000円分)の優待カードを贈呈する。
 
■セルシス <3663>
アクセル <6730> と資本業務提携。協業関係を強化。
 
■ブロードメディア <4347>
英ニッポン・アクティブ・バリュー・ファンドが20日付で大量保有報告書を提出。同ファンドと共同保有者のブロメディア株式保有比率は5.01%となり、新たに5%を超えたことが判明した。
 
■くふうカンパニー <4376>
発行済み株式数(自社株を除く)の4.8%にあたる300万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は2月21日から8月14日まで。
 
■レシップホールディングス <7213>
今期経常を67%上方修正・4期ぶり最高益、配当も1円増額。
 
■ノジマ <7419>
発行済み株式数(自社株を除く)の2.04%にあたる200万株(金額で40億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は2月21日から25年2月20日まで。
 
■ナカニシ <7716>
発行済み株式数(自社株を除く)の1.29%にあたる110万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は2月26日から3月22日まで。取得した自社株は4月5日付で全て消却する。
 
■インターアクション <7725>
イメージセンサ検査関連製品を大口受注。受注金額は2.4億円。納期は24年3~5月。
 
■スノーピーク <7816>
MBO(経営陣が参加する買収)による株式の非公開化を目指す。ベインキャピタル傘下のBCJ-80がTOB(株式公開買い付け)を実施する。TOB価格は1株1250円で20日終値を9.8%上回る水準。買い付け期間は2月21日から4月12日まで。
 
■サマンサタバサジャパンリミテッド <7829>
コナカ <7494> と株式交換による経営統合で基本合意。今年7月をメドにコナカがサマンサJPを完全子会社化する。
 
■ナルミヤ・インターナショナル <9275>
今期経常を17%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も10円増額。
 
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
21(水)

【国内】

1月貿易収支(8:50)

1月訪日外国人客数(16:15)



【海外】

1/30~1/31開催分のFOMC議事録(2/22 4:00)

米20年国債入札

《米決算発表》

エヌビディア、アナログ・デバイセズ、ベリスク・アナリティックス、ガーミン、エクセロン、ナイソース

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次