反発スタート、半導体関連に買い

【寄り付き概況】

22日の日経平均株価は反発で始まった。始値は前日比245円91銭高の3万8508円07銭。

 
前日の欧州株市場は主要国の株価指数が高安まちまちの展開だったが、独DAXと仏CAC40はいずれも過去最高値を更新、米国株市場ではハイテク株などを中心にポジション調整の売りが優勢となったが、ナスダック総合株価指数はマイナス圏で引けたものの、NYダウは引け際上昇に転じた。
注目されたエヌビディアの決算発表は市場予想を上回る強い内容で同社株は時間外で急伸、これを受けてきょうの東京市場でも半導体関連やAI関連を中心に物色人気が活発化し、3万8000円台後半での強調展開が想定される。
場合によっては最高値更新も視野に入る可能性がありそうだ。
 
 
米エヌビディアが米東部時間21日夕に発表した2023年11月〜24年1月期決算で、売上高や純利益が市場予想を大幅に上回り、ともに過去最高だった。生成AI(人工知能)向け半導体の需要が急速に高まり、業績の急拡大が続いている。米株式市場の時間外取引でエヌビディア株が急伸し、22日の東京株式市場でも半導体関連株に買いが波及している。

東証株価指数(TOPIX)は反発している。

個別では、東エレクやアドテスト、スクリンが大幅高。信越化やファストリ、ソフトバンクグループ(SBG)も上昇した。トヨタやホンダ、三菱商も買われている。一方、ファナックや資生堂が安い。第一三共や中外薬も下落した。

 

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