値下がり優勢、大型株に関心

 
東証グロース市場は午前の東京株式市場で日経平均株価が史上最高値を上回る場面があり、大型株に関心が集まるなかで新興株に資金を振り向ける動きは限られた。半面、投資家心理が上向いているのは支えとなっている。グロースCoreは軟調。
東証グロース市場250指数は横ばいだった。前引けは前日終値と同水準の745.35だった。
 
グロース市場ではジーエヌアイやピクスタは下落した。一方、QPS研究所やウェルスナビが上昇した。
値上がり銘柄数233、値下がり銘柄数285と、値下がりが優勢だった。
 
きょうグロース市場に上場したヴレインSは公開価格(2990円)を73.57%上回る5190円で初値をつけた。前引けは初値比590円(11.36%)高の5780円だった。
 
個別では海帆がストップ高。Institution for a Global Society、ZUUは一時ストップ高と値を飛ばした。ピクスタ、モルフォ、ニフティライフスタイル、ヌーラボ、ファーストアカウンティングなど10銘柄は昨年来高値を更新。ミクリード、Laboro.AI、BTM、AVILEN、バーチャレクス・ホールディングスが買われた。
 
 一方、サスメド、バルテス・ホールディングス、シンバイオ製薬、日本ホスピスホールディングス、INCLUSIVEなど9銘柄が昨年来安値を更新。サマンサタバサジャパンリミテッド、ペルセウスプロテオミクス、ノイルイミューン・バイオテック、デジタリフト、monoAI technologyが売られた。
 

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