堅調展開か

 
20日の東京株式市場は、続伸後も堅調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万3100円-3万3500円を想定。(19日終値3万3219円39銭)
 
米国株は上昇。ダウ平均は251ドル高の37557ドルで取引を終えた。早期の利下げ期待が高まる中、上昇スタートから場中は落ち着いた動きが続き、終盤にかけて一段高となった。
 
 
日経平均株価は、きのう19日に反発した動きや、現地19日の欧米株式が上昇した流れを受け、買い先行スタートとなりそう。日本株は、日銀によるゼロ金利政策解除に伴う円高を警戒して上値が重い展開となっていた。
 
ただ、きのうの日銀金融政策決定会合で、政策の現状維持が明らかとなったことで、円高に対する過度な警戒感は後退するとみられ、株価の支えとなることが見込まれる。
25日線(3万3158円、19日時点)を明確に上回ることになる。足元で抵抗となっていた水準が支持線に変わりそうで、テクニカルの好転も日本株の上昇を後押しすると予想する。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=143円台の後半(19日は144円16-18銭)と円高方向に傾く一方、ユーロ・円が1ユーロ=157円台の後半(同157円54-58銭)と小動き。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、19日の大阪取引所清算値比200円高の3万3330円だった。
 
 
【好材料銘柄】
 
■夢みつけ隊 <2673> 
今期営業を一転黒字に上方修正。
 
■クラボウ <3106> 
発行済み株式数(自社株を除く)の8.99%にあたる170万株(金額で40億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は12月20日から24年12月19日まで。また、12月27日付で100万株の自社株を消却する。
 
■アルファ <4760> 
今期最終を2倍上方修正。
 
■DMG森精機 <6141> 
今期最終を1%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も10円増額。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
20(水)

【国内】

11月貿易収支(8:50)

東芝が上場廃止

111月首都圏マンション販売(13:00)

11月訪日外客数(16:15)

《決算発表》

サツドラHD、コーセル



【海外】

米7-9月期四半期経常収支(22:30)

米11月中古住宅販売件数(12/21 0:00)

米20年国債入札

《米決算発表》

マイクロン・テクノロジー

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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