【寄り付き概況】
21日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前日比399円13銭安の3万3276円81銭。
前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに利益確定売りが顕在化し、いずれも10営業日ぶりに大幅反落となった。特に取引終盤に下げが加速し、NYダウは400ドルを大きく上回る下げとなったほか、ナスダック総合株価指数は下落率でNYダウを上回った。これを受けて東京市場でも主力株をはじめ広範囲に利食い急ぎの動きを誘発している。
日経平均は前日まで直近2営業日で900円以上の上昇を示していたこともあり、その反動で下げ幅も大きくなりやすい。
きょうは前日の米株安を手がかりに利益確定売りが出やすい面がある。値がさのファストリやソフトバンクグループ(SBG)の売りが目立つ。
東証株価指数(TOPIX)も反落している。
個別では、トヨタやテルモ、リクルートが売られている。一方、スズキやレーザーテクは上昇している。
