【寄り付き概況】
28日の日経平均株価は反落で始まった。始値は前日比203円77銭安の3万3477円47銭。
前日の米株式市場は、NYダウが111ドル高と続伸し最高値を更新。米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利下げ期待が相場を押し上げた。ただ、その一方で米長期金利の低下を背景に為替市場では1ドル=141円50銭前後へ急激な円高が進行した。
これを受け、東京株式市場で日経平均株価は値を下げて軟調にスタートした。
東証株価指数(TOPIX)も反落して始まった。
個別では、ファストリやアドテストが安い。トヨタやホンダなど自動車株の一角も下落した。川崎汽や商船三井など海運株も売られた。一方、KDDIやMS&ADが高い。信越化やスクリンが上昇した。
