続落スタート、米ハイテク株安は重荷も

【寄り付き概況】

 
29日の日経平均株価は続落して始まった。始値は前日比80円98銭安の3万3458円64銭。
 
前日の米株式市場は、NYダウは53ドル高と3日続伸し最高値を更新した。引き続き米早期利下げに対する期待が強まっている。
ただ、ナスダック指数は下落と高安まちまちだった。これを受けた東京株式市場で日経平均株価は下落して始まった。きょうは年内最終の大納会だが、手掛かり材料難のなか軟調で売りが優勢となっている。為替は1ドル=141円40銭前後で推移している。
 
外国為替市場の円高・ドル安の一服を受け、任天堂やトヨタなど輸出関連の一角には買いが入っている。29日は今年最後の取引日となる。年末年始の休場を控え、休暇中の海外市場の変動リスクを警戒する動きから、持ち高調整の売買が一時的に強まったもようだ。
 
東証株価指数(TOPIX)は反発している。
 
個別では、ファストリとファナックが下落している。半面、ダイキンや日東電、ソニーGは上昇している。
 
 
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