【寄り付き概況】
4日の日経平均株価は、前営業日比271円12銭安の3万3193円05銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、7.11ポイント安の2359.28で始まった。
前日の欧州株市場では主要国の株価指数が総じて軟調で、独DAXや仏CAC40などの下げ幅も大きかった。米国株市場でも高値警戒感が意識されており、米長期金利の上昇を嫌気してハイテク株を中心に利益確定を急ぐ動きが顕在化、NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに下値を試す展開となった。東京株式市場では欧米株安を受けて、足もとリスクを取りにくい地合いとなっている。
外国為替市場は円安方向に振れているものの、国内では能登半島地震の影響などもあり、足もと様子見ムードの強い地合いが予想される。
主要半導体株で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)の下落が目立っており、東京株式市場でも東エレクやソフトバンクグループ(SBG)などハイテク株の一角が売られている。
東証株価指数(TOPIX)は反落している。
個別では、リクルートやニコン、オリンパスが下落している。一方、大林組や鹿島、住友大阪は上昇している。
