値上がり優勢、小幅に続落 上げに転じる場面も

 
東証グロース市場は、朝方は米株安の流れを引き継いで売りが先行したが、日経平均株価が下げ幅を縮小するのに歩調を合わせてグロース250も下げ幅を縮めた。市場では「直近に新規上場した銘柄を物色する動きがみられた」との声が聞かれ、グロース250は上昇に転じる場面もあった。グロース250は小幅続落。グロースCoreは小反発。
東証グロース市場250指数の前引けは前営業日比0.32ポイント(0.05%)安の706.09だった。
グロース市場ではジーエヌアイやインフォRが下落した。一方、直近の新規株式公開(IPO)銘柄であるQPS研究所やユトリは上昇した。
値上がり銘柄数312、値下がり銘柄数212と、値上がりが優勢だった。
 
個別ではジィ・シィ企画がストップ高。地盤ネットホールディングス、売れるネット広告社は一時ストップ高と値を飛ばした。テクノロジーズ、QPS研究所、yutori、サイジニアなど5銘柄は昨年来高値を更新。ウェルプレイド・ライゼスト、Ridge-i、ITbookホールディングス、ペルセウスプロテオミクス、バンク・オブ・イノベーションが買われた。
 
 一方、コアコンセプト・テクノロジー、ABEJA、エスネットワークス、グローム・ホールディングスが昨年来安値を更新。ジェイック、イーディーピー、INFORICH、揚羽、エコナビスタが売られた。
 
 

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