「CPI通過で小動き」

「CPI通過で小動き」

木曜のNY株式市場で主要3指数は小動き。
早期利下げに対する期待が後退した一方、米国債利回り低下が下支え要因。
S&P500は2022年1月に付けた終値での最高値を一時上回る場面もあったがその後下げに転じた。
シティグループが1.77%安。
マイクロソフトが上昇。
一時時価総額でアップルを抜き、首位を奪還した。
アップルの時価総額がマイクロソフトを下回るのは2021年以来。
もっとも終値ではアップルが首位となった。
マイクロソフトの株価は午前の取引で一時2%上昇し、時価総額は2兆9030億ドル。
一方、アップルは約0.9%安で、時価総額は2兆8710億ドル。
アップルの時価総額のピークは昨年12月14日の3兆0810億ドル。
昨年のアップルの株価は48%高。
マイクロソフトは昨年57%上昇。
マイクロソフトをカバーする証券会社のほぼ90%が買いを推奨。
投資判断を「セル」としている証券会社はない。
アップルについては2社が「セル」とし、「バイ」とする証券会社は約3分の2。
12月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で3.4%上昇。
前月の3.1%上昇から加速。
市場予想(3.2%上昇)を上回った。
家賃が上昇傾向を維持したとの解釈。
前月比は0.3%上昇。
11月は0.1%上昇だった。
市場予想は0.2%上昇だった。
ガソリンが0.2%上昇。
11月の6.0%下落から上昇に転じた。
食品は2カ月連続で0.2%上昇。
卵は8.9%急上昇、肉や乳製品価格も上昇した。
2023年通年のインフレ率は平均4.1%と22年の8.0%から低下。
変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数は前月比0.3%上昇。
伸びは11月と同じだった。
「3月利下げは可能性の低いシナリオのようにみえる」という見方もある。
3月に利下げが実施される確率は約63%。
CPI発表前は69%だった。
週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は1000件減の20万2000件。
市場予想は21万件だった。
週間の継続受給件数は3万4000件減の183万4000件。
国債利回りは低下。
CPIの伸びが予想を上回ったものの、FRBによる利下げ観測はほとんど後退しなかった。
2年国債と10年国債の利回り格差はマイナス0.285%と縮小。
10年国債利回りは3.975%。
5年国債利回りは3.887%。
2年国債利回りは4.249%。
ドル円は145円台前半。
WTI原油先物2月物は前日比0.65ドル(0.9%)高の72.02ドル。
ビットコインは1.80%高の4万6800ドル。
一時4万9051ドルと2021年12月以来の高値をつけた。
SKEW指数は140.95→137.40→140.36。
(12月14日が74→72。
(2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。

木曜のNYダウは15ドル(0.04%)高の37711ドルと続伸。
高値37801ドル、安値37424ドル。
サイコロは9勝3敗。
騰落レシオは144.92%(前日144.12%)。
NASDAQは0.53ポイント(0.00%)高の14970ポイントと5日続伸。
高値14998ポイント、安値14842ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは107.32%(前日106.85%)。
S&P500は3ポイント(0.07%)安の4780ポイントと反落。
高値4790ポイント、安値4756ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは135.37%(前日129.94%)。
ダウ輸送株指数は67ポイント(0.44%)安の15534ポイントと反落。
SOX指数は19ポイント(0.47%)高の407ポイントと反発。
VIX指数は12.44(前日12.76)。
NYSE売買高は9.59億株(前日8.90億株)。
3市場の合算売買高は114.1億株(前日98.1億株。過去20日平均は122.7億株)。
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比45円安の35205円。
ドル建ては大証日中比10円高の35260円。
ドル円は145.28円。
10年国債利回りは3.975%。
2年国債利回りは4.249%。

「上向きの200日線から10.63%のプラス乖離」

木曜の日経平均は寄り付き430円高。
終値は608円(△1.77%)高の35049円と4日続伸。
この4日間の上昇幅は1800円超。
高値35157円。
安値34849円。
日足は3日連続で陽線。
終値として1990年2月28日(34591円)以来、33年11カ月ぶりの高値水準。
1月9日は33568円→33600円にマド。
34539円→34849円にマド。
TOPIXは38.39ポイント(△1.57%)高の2482ポイントと6日続伸。
今年に入って負けなし。
連日の新値追い。
TOPIXコア30指数は4日続伸。
プライム市場指数は19.81ポイント(△1.57%)高の1277.62と6日続伸。
東証スタンダード指数3日続伸。
東証グロース250指数は1.50ポイント(▲0.21%)安の706.19と3日ぶりに反落。
25日移動平均線からの乖離は△2.68%(前日△2.58%)。
プライム市場の売買代金は4兆7913億円(前日4兆665億円)。
3日連続で4兆円超。
値上がり1064銘柄(前日1315銘柄)。
値下がり548銘柄(前日537銘柄)。
新高値244銘柄(前日181銘柄)。
5日連続で3ケタ。
新安値0銘柄(前日1銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは118.43(前日114.95)。
東証グロース市場の騰落レシオは82.12(前日82.12)。
NTレシオは14.12倍(前日14.09倍)。
サイコロは8勝4敗で66.66%。
TOPIXは10勝2敗で83.33%。
東証グロース市場指数は7勝5敗で58.33%。
上向きの25日線(33278円)からは△5.32%(前日△3.70%)。
10日連続で上回った。
上向きの75日線は32569円。
20日連続で上回った。
上向きの200日線(31683円)からは△10.63%(前日△8.84%)。
195日連続で上回った
上向きの5日線は33984円。
3日連続で上回った。
13週線は32903円。
26週線は32576円。
いずれも上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.898%(前日▲15.934%)。
買い方▲4.170%(前日▲4.622%)。
東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲9.054%(前日▲6.667%)。
買い方▲19.333%(前日▲19.266%)。
空売り比率は37.5%(前日38.2%、2日連続で40%割れ)。
2日連続での40%割れは昨年11月15日以来。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は8.2%(前日8.8%)。
8月18日が8.2%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
1月5日時点の裁定売り残は76億円減の741億円。
2週連続で減少。
裁定買い残は327億円減の1兆2811億円。
4週ぶりに減少。
当限は売り残76億円減の741億円。
買い残が327億円減の1兆2811億円。
翌限以降は売り残が0億円。
買い残が0億円。
日経VIは21.08(前日19.62)。
2月16日の安値は14.63。
日経平均採用銘柄のPERは15.53倍(前日15.24倍)。
3日連続で15倍台。
9月19日は16.26倍だった。
前期基準では16.92倍。
EPSは2256円(前日2259円)
直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは12月20日2290円。
225のPBRは1.37倍(前日1.35倍)。
BPSは25583円(前日25512円)。
日経平均の予想益回りは6.44%。
予想配当り利回りは1.86%。
指数ベースではPERは20.98倍(前日20.62倍)。
3日連続で20倍台。
EPSは1670円(前日1670円)。
PBRは1.89倍。
BPSは18544円(前日18617円)。
10年国債利回りは0.585%(前日0.580%)。
プライム市場の予想PERは15.79倍。
前期基準では17.32倍。
PBRは1.34倍。
プライム市場の予想益回りは6.33%。
配当利回り加重平均は2.15%。
プライム市場の単純平均は21円高の2921円(前日は2900円)。
プライム市場の売買単価は2590円(前日2603円)。
プライム市場の時価総額は882兆円(前日869兆円)。
ドル建て日経平均は240.89(前日237.84)と3日続伸。
シカゴ225先物円建ては大証日中比45円安の35205円。
高値35790円。安値34825円。
大証夜間取引終値は日中比160円高の35210円。
気学では金曜が「良く動く日。高安共に波動につくべし」。
月曜が「押し目買いの日」。
火曜が「目先のポイントをつくる日」。
水曜が「高下して後場変化すること多し」。
木曜が「安値にあると急伸することあり。押し目買い良し」。
金曜が「押し目買いの日なれど上寄り高き時は見送り良し」。
ボリンジャーのプラス1σが33839円。
プラス2σが34400円。
プラス3σが34960円。
週足のボリンジャーのプラス1σが33949円。
プラス2σが34995円。
プラス3σが36041円。
週足陽線基準は33763円。

《今日のポイント1月12日》

(1)木曜のNY株式市場で主要3指数は小動き。
   10年国債利回りは3.975%。
   5年国債利回りは3.887%。
   2年国債利回りは4.249%。
   ドル円は145円台前半。
   SKEW指数は140.95→137.40→140.36。
   (12月14日が74→72。
   (2月1日が82、12月19日が79、4月18日が70、3月15日が22)。

(2)ダウ輸送株指数は67ポイント(0.44%)安の15534ポイントと反落。
   SOX指数は19ポイント(0.47%)高の407ポイントと反発。
   VIX指数は12.44(前日12.76)。
   NYSE売買高は9.59億株(前日8.90億株)。
   3市場の合算売買高は114.1億株(前日98.1億株。過去20日平均は122.7億株)。
   木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比45円安の35205円。

(3)プライム市場の売買代金は4兆7913億円(前日4兆665億円)。
   3日連続で4兆円超。
   値上がり1064銘柄(前日1315銘柄)。
   値下がり548銘柄(前日537銘柄)。
   新高値244銘柄(前日181銘柄)。
   5日連続で3ケタ。
   新安値0銘柄(前日1銘柄)。
   プライム市場の騰落レシオは118.43(前日114.95)。
   東証グロース市場の騰落レシオは82.12(前日82.12)。
   NTレシオは14.12倍(前日14.09倍)。
   サイコロは8勝4敗で66.66%。
   
(4)上向きの25日線(33278円)からは△5.32%(前日△3.70%)。
   10日連続で上回った。
   上向きの75日線は32569円。
   20日連続で上回った。
   上向きの200日線(31683円)からは△10.63%(前日△8.84%)。
   195日連続で上回った
   上向きの5日線は33984円。
   3日連続で上回った。
   13週線は32903円。
   26週線は32576円。
   いずれも上回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.898%(前日▲15.934%)。
   買い方▲4.170%(前日▲4.622%)。
   東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲9.054%(前日▲6.667%)。
   買い方▲19.333%(前日▲19.266%)。

(6)空売り比率は37.5%(前日38.2%、2日連続で40%割れ)。
   2日連続での40%割れは昨年11月15日以来。
   空売り規制なしの銘柄の比率は8.2%(前日8.8%)。
   1月5日時点の裁定売り残は76億円減の741億円。
   2週連続で減少。
   裁定買い残は327億円減の1兆2811億円。
   4週ぶりに減少。
   当限は売り残76億円減の741億円。
   買い残が327億円減の1兆2811億円。
   翌限以降は売り残が0億円。
   買い残が0億円。
   日経VIは21.08(前日19.62)。

(7)日経平均採用銘柄のPERは15.53倍(前日15.24倍)。
   3日連続で15倍台。
   9月19日は16.26倍だった。
   前期基準では16.92倍。
   EPSは2256円(前日2259円)
   直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは12月20日2290円。
   225のPBRは1.37倍(前日1.35倍)。
   BPSは25583円(前日25512円)。
   日経平均の予想益回りは6.44%。
   予想配当り利回りは1.86%。
   指数ベースではPERは20.98倍(前日20.62倍)。
   3日連続で20倍台。
   EPSは1670円(前日1670円)。
   PBRは1.89倍。
   BPSは18544円(前日18617円)。
   10年国債利回りは0.585%(前日0.580%)。

(8)プライム市場の単純平均は21円高の2921円(前日は2900円)。
   プライム市場の時価総額は882兆円(前日869兆円)。
   ドル建て日経平均は240.89(前日237.84)と3日続伸。

(9)ボリンジャーのプラス1σが33839円。
   プラス2σが34400円。
   プラス3σが34960円。
   週足のボリンジャーのプラス1σが33949円。
   プラス2σが34995円。
   プラス3σが36041円。
   週足陽線基準は33763円。

今年の曜日別勝敗(1月11日まで)

月曜0勝0敗
火曜1勝0敗
水曜1勝0敗
木曜1勝1敗
金曜1勝0敗

◇━━━ カタリスト━━━◇

カイオムバイオ(4583)・・・動兆

独自の抗体作製技術を持つ理研発の創薬ベンチャー。
医薬品候補抗体導出と技術供与が
研究開発費先行し赤字。
24年12月期はがん治療向け抗体PCDCの導出一時金見込む。
創薬支援が着実に拡大。治
がん治療法で注目高まるADC(抗体薬物複合体)向け抗体PCDCを海外製薬に24年導出へ。
1相のCBA-1205はがんへ部分奏功症例の複数獲得図る。

(兜町カタリスト櫻井)

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