値下がり優勢、押し目買い

 
東証グロース市場は、前場は個人投資家が新興株を売り、上昇の続く東証プライム市場の大型株を買う動きなどから軟調だったが、後場は時価総額の大きい主力銘柄を中心に押し目買いが入り、上昇に転じた。
日経平均株価が連日バブル後高値を更新する傍ら、中小型株は売り物がちで、東証グロース市場でも「利食い消化の動き」が目立った。グロース市場全上場銘柄のうち57%が値下がりした。こうした中でも時価総額上位の銘柄は底堅く、グロース250を下支えした。
東証グロース市場250指数は反発。終値は前日比2.57ポイント(0.36%)高の708.76だった。グロースCoreも続伸。
 
グロース市場ではフリーやカバーが上昇した。一方、サンウェルズやウェルスナビは下落した。
値上がり銘柄数204、値下がり銘柄数323と、値下がりが優勢だった。
 
 
個別ではデータセクション、ティムスがストップ高。ベビーカレンダーは一時ストップ高と値を飛ばした。ジィ・シィ企画、ウィルズ、ドラフト、リニューアブル・ジャパンなど5銘柄は昨年来高値を更新。チームスピリット、アクアライン、海帆、Globee、BASEが買われた。
 
 一方、ABEJA、エスネットワークス、ハウテレビジョン、グローム・ホールディングスが昨年来安値を更新。Amazia、ナルネットコミュニケーションズ、ソーシャルワイヤー、yutori、シイエヌエスが売られた。
 

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