19日の東京株式市場は、反発後も堅調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万5500円-3万6100円を想定。(18日終値3万5466円17銭)
米国株は上昇。ダウ平均は201ドル高の37468ドルで取引を終えた。
日経平均株価は、3日続落していた反動や、現地18日の欧米株式が上昇した動きを受け、買い先行スタートとなろう。
米国動向を受けて、ハイテク株が強く買われることになるだろう。
日経平均の先週末(1/12)の終値は3万5577円。大幅高スタートとなれば週間での上昇が濃厚となることから、買いは勢いづき、売り方の手じまいは急がれやすい。楽観ムードが高まり、場中も強い動きが続くと予想する。
東京証券取引所が18日引け後に発表した投資部門別の株式売買状況によると、2市場合計で1月第2週(9-12日)は、海外投資家が現物株を金額ベースで9557億円の買い越しとなった。海外投資家の買い意欲が確認され相場の支えとなりそうだ。
為替相場は、ドル・円が1ドル=148円台の前半(18日は147円76-78銭)、ユーロ・円が1ユーロ=161円のトビ台(同160円87-91銭)と円安方向にある。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、18日の大阪取引所清算値比480円高の3万6070円だった。
【好材料銘柄】
■アセンテック <3565>
今期配当を3円増額修正。
■アンジェス <4563>
乳児早老症治療剤「ゾキンヴィ」の日本における製造販売承認を取得。
■AHCグループ <7083>
前期経常が上振れ着地・今期は53%増益へ。
■田中商事 <7619>
発行済み株式数(自社株を除く)の5.99%にあたる51万株(金額で3億9882万円)を上限に、1月19日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
【主な経済指標・スケジュール】
19(金)
【国内】
12月全国消費者物価指数(8:30)
11月第三次産業活動指数(13:30)
《決算発表》
ユナイテッドU、東製鉄
【海外】
米1月ミシガン大学消費者態度指数(1/20 0:00)
米12月中古住宅販売(1/20 0:00)
米11月対米証券投資(1/20 6:00)
《米決算発表》
ハンチントン・バンクシェアーズ、トラベラーズ・カンパニーズ、フィフスサードバンコープ、リージョンズファイナンシャル、ステート・ストリート、シュルンベルジェ、PPGインダストリーズ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
