東証グロース市場は東京市場全般が買い優勢となり、グロース市場も出遅れ感を意識した買いを誘って大きく上昇した。
前週末の米株式市場でハイテク株をけん引役に主要3指数がそろって上昇し、国内の新興株市場でも投資家心理の改善を映した買いが入った。日経平均株価が後場に一段高となった場面では、東証グロース市場250指数も上げ幅を広げた。
グロースCoreも大幅高。東証グロース市場250指数の終値は前週末比17.05ポイント(2.46%)高の709.25だった。
グロース市場ではフリーやカバー、JTOWERが上昇した一方、ジーエヌアイやインテグラル、弁護士COMが下落した。
値上がり銘柄数460、値下がり銘柄数75と、値上がりが優勢だった。
個別ではJIG-SAW、グッピーズ、ABEJA、AHCグループがストップ高。グローバルセキュリティエキスパート、モンスターラボホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。ジェイグループホールディングス、イントランス、ホットリンク、ドリーム・アーツ、サイジニアなど13銘柄は昨年来高値を更新。アジャイルメディア・ネットワーク、松屋アールアンドディ、サイバーセキュリティクラウド、ELEMENTS、セカンドサイトアナリティカが買われた。
一方、サンバイオがストップ安。アマナ、フィスコ、サスメド、Kudan、クラダシなど8銘柄は昨年来安値を更新。データセクション、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、ispace、デジタリフト、イメージ・マジックが売られた。
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