日経平均株価は大幅高。序盤に大きく上げて中盤は値を保ち、終盤に上げ幅を拡大と理想的な展開となった。買いが一巡しても強い売りが出てこないことから、無理なく水準が切り上がっていく。
高値は3万6571円(608円高)まであった。過熱感をものともせず、この勢いなら3万7000円台を週内にも達成する雰囲気がある。
米国もS&P500が史上最高値を更新したことで、次はナスダックの史上最高値更新に対する期待が高まる。今週はきょうの上昇分をキープできれば上々だが、非常に良い流れが続いている。
明日は日銀会合の結果が発表される。昨年後半には早ければ今回の会合で日銀が動くとの見方もあったが、足元ではそういった見方は大きく後退している。
直近で日本株が大きく上昇しているのも、無風通過を織り込んでいることが要因と思われる。金融政策は現状維持となり、日本株は足元の上昇基調が継続するというのがメーンシナリオ。もし、政策の修正や変更があった場合には、いったん反応は下になるだろう。
ただ、そのケースでも金融株には強い買いが入ることが見込まれる。今の日本株にとって、相場の主役が入れ替わることは、そこまで悪い話ではない。
日銀の金融政策会合が行われているが政策変更なしと見透かされており、かなりの加熱状態ながらもリスクオン姿勢を緩められなくなっている。
■上値・下値テクニカル・ポイント(22日現在)
37816.83 ボリンジャー:+3σ(13週)
37625.20 ボリンジャー:+3σ(25日)
37029.61 ボリンジャー:+3σ(26週)
36546.95 ★日経平均株価22日終値
36455.75 ボリンジャー:+2σ(13週)
36446.99 ボリンジャー:+2σ(25日)
35829.19 6日移動平均線
35647.31 ボリンジャー:+2σ(26週)
35577.11 新値三本足陰転値
35268.79 ボリンジャー:+1σ(25日)
35228.77 均衡表転換線(日足)
35094.67 ボリンジャー:+1σ(13週)
34543.42 均衡表基準線(日足)
34388.59 均衡表転換線(週足)
34265.01 ボリンジャー:+1σ(26週)
34090.58 25日移動平均線
33733.59 13週移動平均線
33529.74 均衡表基準線(週足)
32914.94 均衡表雲上限(日足)
32912.38 ボリンジャー:-1σ(25日)
32882.71 26週移動平均線
32880.22 75日移動平均線
32372.51 ボリンジャー:-1σ(13週)
32170.57 均衡表雲下限(日足)
31975.63 200日移動平均線
31734.17 ボリンジャー:-2σ(25日)
