東証グロース市場は22日の米株式相場と23日の欧州株式相場の上昇が新興銘柄の支えになった。グロース250、グロースCoreは反発。東証グロース市場250指数の終値は前営業日比3.89ポイント(0.55%)高い716.99だった。
市場では「プライム市場の主力株が高値圏で推移している中で、新興企業株に出遅れ感がある」との見方が強まり、買いが先行した。ただ、後場は利益確定売りに押されてマイナスに転じる銘柄も増え、グロース市場250指数は上値が重くなった。
東証グロース市場では、ジーエヌアイやウェルスナビが上昇した。一方、カバーやデルタフライは下落した。
値上がり銘柄数231、値下がり銘柄数285と、値下がりが優勢だった。
個別では、ケアネット、アーキテクツ・スタジオ・ジャパンがストップ高。ジーエヌアイグループは年初来高値を更新。サンバイオ、クリアル、トランスジェニック、ヘリオス、ワンキャリアが買われた。
一方、ビーマップ、バンク・オブ・イノベーション、Kudan、シンバイオ製薬、ファインズなど10銘柄が年初来安値を更新。ペルセウスプロテオミクス、ベルトラ、バリュークリエーション、カイオム・バイオサイエンス、ヘッドウォータースが売られた。
目次
