続伸スタート、米株高を受け

【寄り付き概況】

 
13日の日経平均株価は続伸で始まった。始値は前日比129円77銭高の3万2973円47銭だった。
 
前日の欧州株式市場では主要国の株価指数が総じて軟調だったが、米国株市場では取引開始時は売りに押されていたものの、その後は徐々に買いの勢いが強くなった。11月の米消費者物価指数(CPI)は事前コンセンサスと一致する内容で波乱要因とはならず、米長期金利の低下などを横にらみにNYダウなど主要株価指数が揃って年初来高値を更新した。
 
東京株式市場でもこれを受けて市場センチメントが改善している。
ただ、日本時間あす未明にFOMCの結果発表とパウエルFRB議長の記者会見を控えており、様子見ムードも拭えず上値は限定的となる可能性もあるだろう。
 
主要な米半導体関連株で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は連日で今年の高値を更新した。東京市場でも東エレクやアドテストなどが買われ、日経平均を押し上げている。レーザーテクは下落している。
 
円相場が前日からやや円高・ドル安方向に振れているのはトヨタやデンソー、スズキなど自動車関連の重荷になっている。
 
東証株価指数(TOPIX)は小幅に上昇している。
 
個別では、ダイキン、リクルート、ソフトバンクグループ(SBG)が高い。一方、豊田通商、ファナック、中外薬が安い。
 

 

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