3日ぶり反発、一転して買い戻し優勢

東証マザーズ指数は3日ぶりに反発した。終値は前日比13.74ポイント高い992.50だった。
円高進行と日経平均の続落スタートに連れてリスク回避の売りが先行した。ただ、さえない展開が続いていた主力株や足元きつい下げとなっていた従前の人気銘柄を中心に買い戻しが入り、マザーズ指数は戻りを試す展開となった。
市場では「北朝鮮が『重要イベントがある』とする明日14日を前に、売り方のポジション手仕舞いの動き」との見方があった。
売買代金は概算で965.70億円。騰落数は、値上がり155銘柄、値下がり74銘柄、変わらず8銘柄となった。

個別では、時価総額の大きいバイオ医薬品のそーせいが5%近く上昇し、指数を押し上げた。
売買代金トップのサイバーSやメドレックがストップ高まで買われ、エーバランスや直近IPO銘柄のユーザーローカルは急反発した。ファイズ、アスカネット、アカツキなどが上昇し、ミクシィも小幅高となった。

一方、業績予想を下方修正したSHIFTがストップ安となり、今期業績見通しが市場の期待に届かなかったエルテスやスタジオアタオも大きく売られた。バイオ医薬品のジーエヌアイや、ネット上のリスク管理サービスのエルテスが下落した。

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