東証グロース市場は、きょうは前日の米株高などを手がかりとして投資家心理が改善。このところ売りに押されていた新興市場での主力株には値ごろ感に着目した買いが優勢となった。グロースCoreは小幅高、東証マザーズ指数は堅調。東証マザーズ指数の前引けは前日比4.86ポイント(0.74%)高い665.13だった。前日のマザーズ指数が約1年3カ月ぶりの安値を付けるなど、国内新興市場の軟調さが目立っていた。
東証グロース市場ではビジョナルやフリーが買われた。一方、JTOWERやサンウェルズは売られた。
値上がり銘柄数329、値下がり銘柄数178と、値上がりが優勢だった。
きょう東証グロース市場に上場したケイファーマは公開価格(950円)を7.89%下回る875円で初値を付けた。前場の終値は928円だった。
個別ではアルファクス・フード・システムがストップ高。エヌ・ピー・シー、日本リビング保証、TWOSTONE&Sonsは年初来高値を更新。カルナバイオサイエンス、アジャイルメディア・ネットワーク、アイデミー、ジェイドグループ、SKIYAKIは値上がり率上位に買われた。
一方、トランスジェニック、ティーケーピー、テックファームホールディングス、データホライゾン、駅探など36銘柄が年初来安値を更新。バリュエンスホールディングス、アララ、ASJ、エコモット、ベースフードが売られた。
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