東証グロース市場は前日の米株式市場では米長期金利の上昇を受けて主要なハイテク株を中心に売りが出た。その流れを引き継いで、高PER(株価収益率)銘柄が多い新興市場でも売りが優勢となった。マザーズ指数は上昇に転じる場面もあった。市場では「このところ売りが続いていたため、押し目とみた買いも入った」との見方があった。
東証マザーズ指数は小幅安。グロースCoreは反落。東証マザーズ指数の前引けは前日比1.72ポイント(0.26%)安い664.89だった。もっとも、
東証グロース市場では弁護士COMやラストワンMが下落した。一方、アジャイルやホープは上昇した。
値上がり銘柄数258、値下がり銘柄数250と、売り買いが拮抗した。
個別では、ホープ、アジャイルメディア・ネットワーク、FIXER、クラシコム、セキュアヴェイルが買われた。
一方、データホライゾン、駅探、イルグルム、エディア、グローバルウェイなど48銘柄が年初来安値を更新。ラストワンマイル、アルファクス・フード・システム、ケイファーマ、アクアライン、アイドマ・ホールディングスが売られた。
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