弱含みの展開か

19日の東京株式市場は、反落後も弱含みの展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万1500円-3万2000円を想定。(18日終値3万2042円25銭)
米国株は下落。ダウ平均は332ドル安の33665ドルと値幅を伴った下げになった。中東の地政学リスクが高まったことと、原油価格や長期金利が上昇してインフレ長期化への警戒が高まったことが、株売りの材料となった。
 
きのう18日の日経平均株価は小幅に続伸したが、上値は重かった。現地18日の欧米株式が下落したこともあり、売り先行スタートとなろう。23年4-9月決算の本格化を前に手がかり材料に乏しいことから、手控えムードが広がり、軟調な値動きを強いられそうだ。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=149円台の後半(18日は149円74-76銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=157円台の後半(同158円40-44銭)と、やや円高方向にある。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、18日の大阪取引所清算値比400円安の3万1640円だった。
 
 
【好材料銘柄】
 
■ヴィア・ホールディングス <7918>
上期経常を一転黒字に上方修正。
 
■カナデン <8081>
上期経常を一転32%増益に上方修正・6期ぶり最高益、通期も増額、配当も2円増額。
 
■ヘッドウォータース <4011>
シーメンスとエヌビディア<NVDA>の先端技術を活用した「産業用メタバース活用支援ソリューション」を開発。
 
■アンジェス <4563>
慢性椎間板性腰痛症治療用NF-κBデコイオリゴDNAの国内第2相臨床試験における投与を開始。
 
■タクミナ <6322>
非開示だった上期経常は30%増で5期ぶり最高益更新へ。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
 
19(木)
9月貿易収支(8:50)
《決算発表》
ディスコ
 
【海外】
米10月フィラデルフィア連銀景気指数(21:30)
米9月中古住宅販売(23:00)
パウエルFRB議長による講演
《米決算発表》
ユニオン・パシフィック、フィリップ・モリス・インターナショナル、スナップオン、CSX
《台湾決算発表》
TSMC

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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