軟調展開か

 
23日の東京株式市場は、弱含みの展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万900円-3万1400円を想定。(20日終値3万1259円36銭)
先週末の米国株は下落。ダウ平均は286ドル安の33127ドルで取引を終えた。中東の地政学リスクや金融引き締め長期化を警戒して終日軟調な展開だった。
 
日経平均株価は、前週末に続落した軟地合いや、現地20日の欧米株式が下落したことを受け、売り優勢のスタートとなりそう。23年4-9月期決算発表の本格化を控え、手がかり材料に乏しいなか、中東における緊迫の度合いが高まり、リスク回避姿勢が強まる場面も想定される。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=149円台の後半(前週末20日は149円97-98銭)、ユーロ・円が1ユーロ=158円台の後半(同158円52-56銭)で推移する。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同20日の大阪取引所清算値比160円安の3万1060円だった。
 
 
 
【好材料銘柄】 
 
■Delta-Fly Pharma <4598> 
ライセンス契約先である日本ケミファ <4539> を割当先とする上限55万5000株の第三者割当増資を実施する。発行価格は10月24日から26日までのいずれかの日に決定。
 
■ペルセウスプロテオミクス <4882> 
「PPMX-T003」の真性多血症(PV)を対象とする第1相試験で被験者の組み入れが完了。また、東証が23日売買分から信用取引の臨時措置を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
 
■高千穂交易 <2676> 
上期経常を一転17%増益に上方修正・最高益更新へ。
 
■アクシージア <4936> 
中国子会社がエステサロンの経営・フランチャイズ展開を行う合弁会社を設立する。
 
■ジェコス <9991>
上期経常を42%上方修正、通期も増額、配当も2円増額。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
23(月)

岸田首相が臨時国会で所信表明演説

《決算発表》

ニデック、ピーシーエー



【海外】

休場:香港(重陽節)
 
 
 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次