反発スタート、米株安も自律反発狙い

【寄り付き概況】
 

 
27日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比112円01銭高の3万0713円79銭で、その後も強含みで推移している。
 
前日の米株式市場は、NYダウは251ドル安と続落。ハイテク株などへの売りが続き軟調な値動きとなった。米国株は下落したが、この日の東京株式市場は上昇してスタート。前日に668円安と大幅安しており、今月4日につけた安値(3万487円)に接近するなか、値頃感からの買いも流入している。為替は1ドル=150円30銭前後で推移している。
 
現時点で一段と上値を追う動きは続いていない。前日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落して5月下旬以来の安値をつけたほか、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は0.54%下落した。日本株を押し上げる目立った好材料は乏しいとあって、半導体関連株は高安まちまちで推移している。
 
東証株価指数(TOPIX)は反発して始まった。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、30業種が高く、値上がりは非鉄、鉄鋼、海運、機械など。値下がりは医薬品など。
 
個別では、富士通が大幅高。ファナックや信越化、TDKが高い。トヨタやヤマトHDも買われた。一方、武田が大幅安。キヤノンや日立建機も売られている。
 
 
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