弱含みの展開か

30日の東京株式市場は、反落後も弱含みの展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万500円-3万1000円を想定。(27日終値3万991円69銭)
先週末の米国株はまちまち。ダウ平均とS&P500が下落した一方、ナスダックは上昇した。ダウ平均は366ドル安の32417ドルで取引を終えた。
先高期待が高まりづらい中、安く始まった後は方向感に欠ける地合いが続くと予想する。
 
日経平均株価は、前週末27日に大幅反落した反動から、売り優勢スタートとなりそう。きょう30日から31日にかけて日銀金融政策決定会合が行われるが、あすの内容発表を控え、手控えムードが広がりそう。落ち着きどころを探る一方、消去法的に好決算銘柄への個別株物色が中心になることが見込まれる。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=149円台の半ば(前週末27日は150円15-17銭)、ユーロ・円が1ユーロ=158円台の前半(同158円53-57銭)と、円高方向に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同27日の大阪取引所清算値比430円安の3万610円だった。
 
 
【好材料銘柄】
 
■日清製粉グループ本社 <2002> 
今期経常を19%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も1円増額。
 
■エムケー精工 <5906> 
今期経常を50%上方修正。
 
■ピアズ <7066> 
ドコモCS九州にAIロールプレイング「mimik」を導入。
 
■フジオーゼックス <7299> 
今期経常を5%上方修正、配当も50円増額。
 
■M&A総研ホールディングス <9552> 
今期経常は60%増で4期連続最高益更新へ。
 
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
 
30(月)
日銀金融政策決定会合(~10/31)
2年国債入札
《決算発表》
OLC、パナソニックH、JR東海、NEC、関西電、大東建、積水化、三菱自、コーエーテクモ、TOTO、特殊陶、マクニカHD、きんでん、ポーラオルHD、NESIC、コクヨ、PALTAC、アルプスアル、日電硝、大特鋼、アイカ工、エフピコ、東海理化、因幡電産、岡三、沖縄セルラー、DTS、パラベッド、アンリツ、エクセディ、横河ブHD、ナガワ、明電舎、Eギャランティ、マクセル、ゲンキードラ、バルカー、愛三工、トランコム、コムチュア
 
【海外】
アップルによる製品発表イベント
《米決算発表》
ロウズ、マクドナルド

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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