値下がり優勢、国内長期金利が上昇

 
東証グロース市場は、日銀がきょうまで開く金融政策決定会合で長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の再修正を議論すると伝わり、国内長期金利が上昇した。PER(株価収益率)が相対的に高い新興銘柄の割高感が意識され、売りが優勢となった。
グロースCore、東証マザーズ指数はともに軟調。
東証マザーズ指数の前引けは前日比3.42ポイント(0.53%)安い637.52だった。
 
マザーズ指数は朝方に年初来安値を一時下回ったが、その後は下げ幅を縮めた。市場では「会合での決定内容を見極めようと投資家の様子見姿勢が強まっている」との見方もあった。
値上がり銘柄数201、値下がり銘柄数292と、値下がりが優勢だった。
 
東証グロース市場では、フリーや弁護士COMが下落した。一方、ビジョナルやラボロAIは上昇した。
 
個別ではアクアラインがストップ高。ストレージ王、Aiming、エコナビスタ、ティムス、セキュアが買われた。
一方、ルーデン・ホールディングス、FRONTEO、博展、アマナ、農業総合研究所など56銘柄が年初来安値を更新。アジャイルメディア・ネットワーク、テクノロジーズ、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、ブランジスタ、ファーストアカウンティングが売られた。
 
 
 

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