値上がり優勢、買い戻しが優勢

 
東証スタンダード市場は、日銀の金融政策決定会合を通過し、買い戻しが優勢となった。企業決算を受けた売買も活発で商いが膨らんだ。
日銀はきょうまで開いた金融政策決定会合で長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の再修正を決めた。事前の報道で織り込みが進んでいたほか、市場では「目先の重要イベントを通過した安心感から押し目買いが入った」との見方もあった。
スタンダードTOP20は反発。出来高2億9384万株。
値上がり銘柄数970、値下がり銘柄数466と、値上がりが優勢だった。
 
個別では、寺岡製作所、日本アビオニクスがストップ高。じもとホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。富士古河E&C、鳥越製粉、カンロ、エスビー食品、アヲハタなど18銘柄は年初来高値を更新。日本テレホン、アトラグループ、あんしん保証、アストマックス、かんなん丸が買われた。
 
一方、日本基礎技術、エスクリ、オールアバウト、出前館、魚喜など87銘柄が年初来安値を更新。エイケン工業、サイバーコム、植松商会、ANAP、エージーピーが売られた。
 
 
 

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