大幅続伸スタート、米株高で買い先行

【寄り付き概況】
 

日経平均株価は、大幅続伸してスタートした。米株高を受けて幅広い業種で買いが先行している。始値は前日比500円93銭高の3万2450円82銭。
 
前週に急速な切り返しをみせたが、3連休明けとなったきょうもリスク選好の地合いが続いている。前週末の米国株市場ではNYダウが5日続伸と上げ足を加速、東京株式市場もこれに追随する展開となっている。
 
3日発表の10月の米雇用統計で非農業部門の雇用者数が市場予想を下回り、米連邦準備理事会(FRB)の追加利上げ観測が後退した。米長期金利は一時4.48%と9月下旬以来の水準に低下し、株式の買いを誘っている。
 
米長期金利が一段と低下したことで東京株式市場でもマーケット心理が強気に傾いている。
 
東エレクやアドテストなど半導体関連の上昇が目立っている。半面、これまで金利上昇局面で買われてきた銀行株の一角には売りが出ている。海運株も逆行安となっている。
東証株価指数(TOPIX)は上昇している。

個別では、ファストリ、KDDI、TDK、トヨタが高い。一方、川崎汽、日清粉G、千葉銀が安い。

 

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