値下がり優勢、利益確定売り

 
東証グロース市場は、東京市場全般は前日大幅高の反動で売られており、グロース市場も安く始まったが、利益確定売りをこなしてプラス浮上する力強い値動きとなった。
グロースCoreは小幅安。一方、グロース250は小じっかり。東証グロース市場250指数の終値は前日比0.06ポイント(0.01%)高の693.00だった。
新興企業銘柄は総じて円安の恩恵を受けにくい上、業績に不安がある企業も少なくないため、「流動性の高いプライム市場の主力株の値動きが軽ければ、魅力は薄れる」。この日は大型株が上げ一服となったため消去法的に買いが向かったが、「個人投資家のうち、新興株中心に手がけている人は痛んでいるだろう」とされ、グロース市場銘柄の5割強は値下がりするなど、全体に上値は重かった。
グロース市場ではカバー、AMI、インフォRが上昇した。一方、ビジョナル、フリーが下落した。
値上がり銘柄数222、値下がり銘柄数289と、値下がりが優勢だった。
 
個別では、AIAIグループがストップ高。イルグルム、アドバンスト・メディア、GMOメディアは一時ストップ高と値を飛ばした。ASJ、マイクロアド、アディッシュ、海帆、ウェッジホールディングスが買われた。
 
 一方、博展、AHCグループ、ベビーカレンダーが年初来安値を更新。アマナ、デコルテ・ホールディングス、GMO TECH、アクアライン、FIXERが売られた。
 

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